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吉田 真; 備後 一義
保健物理, 28, p.187 - 193, 1993/00
皮フ汚染時の線量評価に使用するサーベイメータの校正方法を検討した。電離箱式及びGM式サーベイメータの二種類のサーベイメータを新しく開発した皮フ汚染を模擬した線源を用いて校正した。校正用線源の作製には、イオン交換膜線源が用いられた。線源による皮フ組織の吸収線量率は、外挿電離箱を用いて直接決定された。線量率に対するサーベイメータの指示値の比が、線最大エネルギー、放射能分布面積、線源-検出器間距離に関して測定された。無限平板線源については、6個の校正用線源と多数の小面積線源を用いてその比を合理的に決定することができた。校正を通じて、本方法の妥当性及び信頼性について考察した。
吉田 真; 村上 博幸; 備後 一義
Proc. of the Int. Radiation Protection Association,Vol. 1, p.132 - 135, 1992/00
皮膚汚染時の線被曝線量測定に必要となる校正用線源の作製において、イオン交換膜線源の適用を検討した。イオン交換膜線源を用いた校正用線源の作製方法、外挿電離箱による基準線量校正法、校正用線源のバッキング材等について考察を行った。結果として、イオン交換膜線源が、校正用線源の作製にきわめて適していることがわかった。
吉田 真; 石沢 昌登*; 南 賢太郎
保健物理, 22, p.295 - 299, 1987/00
表面汚染検査計等の放射線管理用測定器の校正において,放射性核種を面上に均一に展開した線源(以下,面線源という)が従来より使用されている。しかし,近年校正により適した幾何学的条件を得るため,従来の小面積線源にかわり,さらに面積の大きい面線源が必要とされている。また,他の模擬的線源としての利用等においても大面積線源の幅広い応用が可能と考えられる。著者らは,すでにイオン交換膜を使用した大面積線源の作製を検討してきており,その一環として,線放出核種(Co,Cs)を用いた面線源の作製を行った。